木材と水分について考察

ベース

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そもそも

ぽむが毎回メンテナンスをして気になっていた点があります。

それは、

「木材ごとにオイルの吸収量が異なる」

ことです。

 

木材によってオイルの吸収速度、

さらには保有量にも差があると感じています。

具体例を挙げると指板にレモンオイルを塗布した時です。

ローズウッド、コクタンの2種類の指板で比べると…

よく感じることができます。

 

吸収速度

コクタン<ローズウッド

 

保有量

コクタン<ローズウッド

 

調べてはいませんが、直感的にはこう感じています。

 

直接演奏に関わることではないので、

毎回疑問に思いながら後回しにしていました。

今回はそんな木材と水の関係性について考察していきたいと思います。

 

水との関係

含水率

表題にある「含水率(がんすいりつ)」は、

物質が持つ水分の比率です。

 

木材における含水率は、

木材の乾燥前と乾燥後の重量の比率です。

 

含水率が大きくなると、

その分保有する水分の量が増えて乾燥時に狂い(ねじれや割れ等)

が出やすい傾向にあります。

 

空隙率

木材が持つ細胞間の隙間の事です。

木材を顕微鏡で見るとこの様に隙間がある事がわかります。

この隙間こそ先程の水分が入り込むスペースになります。

 

よって、

空隙率が高ければ密度は小さくなり質量も軽くなります。

空隙率が低ければ密度は大きくなり質量は重くなります。

 

比重

水を1とした時に、水に浮くか浮かないかの実験のやつです。

楽器に使用されている標準的な木材の比重は…↓

 

メイプル 0.69

アルダー 0.45

マホガニー 0.51

ブビンガ 0.81

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スプルース 0.45

アッシュ 0.69

コクタン 1.3

ローズウッド 0.9

 

こう見るとコクタンの比重がいかに高いかがわかりますね。

Warwickが楽器材として取入れてから有名になった、

ブビンガも0.81とかなりの比重です。

 

こう見ると私たちが日ごろ感じている木材の印象、

軽い重い、柔らかい固い等はある程度この関係で見えてきますね。

 

楽器における影響

ボディ

ベースという楽器の半数以上の重量を占めています。

鳴りや音響特性は勿論の事、

ベース重量にダイレクトに反映される部分だと思います。

ぽむは腰痛持ちなので何よりも先にボディ材を見てしまいます笑。

 

あくまで単体の樹種のみで作られた時の判断材料であって、

複数の樹種を使用しているボディ、

チェンバー加工がされているボディはまた別物です。

 

ネック

よく1P、3Pとか聞きますよね。

Pとはプライ数の事で、数はプライ数を表します。

3Pなら3つの木材から作られていることを表します。

 

一般的に言われるのが、

P数が少ないほどオープンな鳴り。

P数が多いほどタイトな鳴り。

 

指板

意外と侮れない指板材。

ぽむが所有している楽器は全て紫檀系です(コクタン、ローズウッド)

 

これも好みによりますが、

ぽむはメイプル指板はあまり好みません。

 

弾き心地(左手の押弦の感覚)がメイプル指板では固く感じるためです。

弦と直接触れ合うものは金属同士(正確には種類が異なるものもある)

のはずなのに違いを感じてしまいます。

あくまで感覚的な話にはなってしまいますが…。

 

おわりに

いかがでしょうか。

ぽむが最初に挙げたコクタンとローズウッドの考察は、

理論的に見ると当たっていましたね笑。

 

音となるとどうしても感覚的なものに頼りがちになりますが、

こうした理論的に解釈することも同様に大切なことだと理解しました。

そうした意味ではエレクトリックベースという楽器は、

機械と楽器のハイブリット的な立場なのかもしれませんね。

それでは~。

 

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