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はじめに
皆さんお元気ですか
シリーズ物になると長くなるぽむです。
突然ですがJBとPB
どちらが好みと聞かれたらどっちにしますか?
ぽむは迷わずJBです。
今回はそんなJB派に拍車を掛けていきたいと思います。
PB派の方々は高みの見物という事でお付き合い下さい。
そもそもJBの立ち位置
エレキベースとしては1951年のPBの方が先です。

その後に上位機種として1960年にJBが誕生しました。

http://mail.mhc-sa.com/649q25b37c5cyr5vnyより
現在では当時ほどの価格差はさほど無く、
好みやプレイスタイルによって選ばれています(ビンテージは除く)
発売当初は2つのPUを別々に操作できるスタックノブが主流でした。
現在では1961年後期から2ボリュームとマスタートーンの3ノブが主流となります。
スタッフノブは壊れやすい(3ノブと比較して)
という欠点もありますが、独立した操作感は慣れてしまえば寧ろ快適です。
面白いのは販売当初は上位下位機種として売り分けされていたJBPB
ですが現在ではその様な差が無いところです。
これは純粋に楽器を選べる環境になっているとも捉えられますね。
値段では無く音楽としての価値を求めるとでもいいますか。
PUに注目
今回は2PU.3VolのJBです。
このように独立したPUが2つあります↓

実はフロントとリアのPUでは違いがあります。
リアPUの方が横幅が大きく、ホールピース幅も大きいです。
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PUを単体で購入した事のある方はわかると思いますが、
ぽむも購入するまで気づきませんでした笑
こんな知識でも知っているだけで後に紹介するセッティングでも生きてきます。
意外と抜けがちなPUセッティング
PUを変えなくとも、
弦高と上下高を変更するだけで結構変わります。
まずは弦高
一般的な弦高は、
4弦側が2.0-3.0mm
1弦側が1.5-2.5mm
位とされています。
この値を基準に弾きやすい弦高に調整しましょう。
弦高調整が終わったらオクターブチューニングも忘れず。
因みにぽむはちょっと高めの弦高が好みです。
4弦側が2.8mm、1弦側が1.7mmになるよう調整します。
こうする事で振動幅に対する許容値が増え、
強弱がつけやすくなる反面、弦が暴れやすくもなります。
4弦の鳴りだけでいうと3.0mmは欲しいところですが、この辺が限界と感じています。
つぎに上下高
弦高は調整しても、PU自体の高さを変更する人は
意外と少ないと思います。
JBのPUは4つのネジで仮固定されています。

このネジを上下する事により、
高さを変更することが出来ます。
上手くやればX、Y、Z軸の3軸で調整する事が可能です。
しかしぽむはX、Y軸の2軸で十分だと思います。
また調整する時はリアPUの1弦側から調節する事をオススメします。
リアはフロントに比べて現振動が少ない場所なので、より設定がシビアだからです。
4弦より1弦の方が弦振動は少ないので、
リアの1弦側という事になります。
高さ間違ってもフロントから調整をしないで下さい(昔ぽむはコレをやり一日中かかった…
おわりに
いかがでしょうか
基本的なセッティングだけでこれだけあります。
このセッティングに+αの調整をして行けると良いですね。
JBには未だに学ぶことが多く、
これからもきっと驚かされる事でしょう。
この楽器が誕生から約60年も形を変えず、
今日まで存在している事が何よりも証拠なんでしょうね。
次回は年代別個体の話に!(長くなる予感
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