スポンサーリンク
前回のRATに引き続き。
現在ぽむが使用している箱エフェクターはこの2点なので、
本格的な紹介は今回がラストです。
またの機会にマルチエフェクターも(ごにょごにょ
それではいきましょう~。
X-blanderの歴史
「主にエフェクターを直列させている場合が良く見受けられますが、
廉価品の機材は繋ぐだけで音を劣化させるのは、
最近になるまで気にされてなかったようにも見受けられます。」(公式HPより)
グサリと刺さります笑
「プロ・エンジニアの中では当たり前に使われているAUX SEND / RETURN ですが、
そのコンセプトは、メインの信号とは別にエフェクターに信号を送り、
その受け取った信号と元の信号を合わせるというもの」
「従来の直列の繋ぎかたでは全ての性能を使う機材によって左右され、
その機材の個性をうまく使うことを除けば、
コスト・パフォーマンスとしてはとても低いものです。」
とあります。
要するにSend/Return機構自体は素晴らしい反面、
使用機械のスペックに依存する傾向にあるということです。
ここで使用機械に依存することなく、
上手くバランスを取れるのがX-blanderというこです。
仕様
ここでX-blanderの簡単な仕様を。
最初はツマミが多くて戸惑うかもしれません。
ですがその意味を理解すれば、
なんてことありません。
・Volume
音量をコントロールする。
※パラレルモード時に有効
・Boost on off
+6dBのブースト機能。
※パラレルモード時に有効
・Treble、Bassの2BandEQ
+- 12dBの調整が可能。
※パラレルモード時に有効
・Phase Inv. Switch
ヴィンテージのエフェクターは位相が反対に出力されることがあります。
このスイッチをオンにする事で位相が反転され、エフェクト音がきれいに混ざってくれます。
・パラレルモード
ブレンドスイッチ、トゥルーバイパススイッチがオンの時、
真ん中の大きなつまみでブレンド量を調整するもの。
右に回すほどブレンド量が増加します。
動画での解説はコチラがおすすめ↓
スポンサーリンク
使用してみて
エフェクターとの組み合わせも楽しめますね。
ぽむ的に歪み系、フィルター系などがおすすめです。
9V駆動なのも何気に良さげです。
また演奏中でも視認性の良いブレンドノブ。
リアルタイムに足で大きいノブを回してブレンド量を決められるので、即興もなんのその。
ただのブレンド機能を持ったエフェクターと見ると面をくらいます笑。
ぽむはほとんど歪み系、主にRATをブレンドして使用しています。
RATに限らずディストーションを単体で使うと、バンドの中で埋もれる事もしばしば。
しかし、原音とドライ音を混ぜることが出来るX-blanderなら。
輪郭が残せたまま裏では歪んでいるという音が作れます。
決して分離をしているわけではなく、
あくまで共存しているイメージでしょうか。
ブレンド量で気に入った音を作れます。
アタック音を潰すことなく、
原音をブレンド出来る感覚は新しいです。
あらゆる可能性を秘めたペダルだと思います。
YouTubeないしXoticのウェブサイトでも多くの動画がみられます。
それだけX-blanderの注目度が高いところが伺えます。
使わなくなったエフェクターに再び出番がくるかもしれない。
あきらめていた理想の音が現実になるかもしれない。
そんなペダルです。
おわりに
いかがでしょうか。
きっと今まで使用したエフェクターとは、
一線を画す物だと思います。
どちらかと言うとエンジニア側といいますか。
ですがプレイヤーでも直感的かつ、
論理的に使いやすく落とし込まれています。
エフェクターの可能性を広げるエフェクター。
そんなX-blanderを試す機会があれば是非。

スポンサーリンク
コメント